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2009年5月27日 (水)

エタノール混合燃料は「環境詐欺」 辛口コラムが論議の的

200905261533m 環境に優しい燃料として普及に向けた取り組みが続けられているバイオ燃料の一種となるエタノール混合燃料は、全然環境に優しくないばかりか、エンジンにも有害であり、エタノール混合燃料普及の試みはエタノール業界による環境詐欺に他ならないとする辛口のコラム記事が米大手誌のビジネスウィークに掲載され、論議を巻き起こしている。

このコラム記事を書いたのは米国では有名な自動車評論家のエド・ウォーレス(Ed Wallace)氏。

トウモロコシやサトウキビなどの有機物から生成されるエタノールをガソリンに混ぜることで作られるエタノール混合燃料は、通常の燃料に比べてCO2排出量が少なく、また、排出されるCO2に関しても、元となる作物が生育過程で吸収したCO2量と相殺さ れるため「カーボンニュートラル」でありCO2削減の観点から地球に優しい燃料だとするのが、エタノール混合燃料普及派の考え。

対して、ウォーレス氏は、
・エタノール混合燃料は一般のガソリンよりもスモッグなどの環境汚染物質を多く排出する

・一般のガソリン燃料に比べて燃費効率が落ちる

・トウモロコシなどがバイオ燃料に利用されることにより世界的な穀物価格の上昇を招く恐れがある

・エタノールは自動車エンジン内での燃料漏れを引き起こしやすくエンジン故障の原因ともなる

と主張し、エタノール燃料が標準化されてしまうことへの警鐘を鳴らしている。

エタノール混合燃料普及は市民の地球環境意識の高まりが原動力になっているのか、それとも、新たな収益源を確保しようとする業界の思惑が背景にあるのか、今一度、じっくりと考え直すべきだと感じた。

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