2011年12月14日 (水)

65歳まで再雇用義務化 希望者対象に厚労省方針

年金の支給開始年齢引き上げに合わせて60歳以上の雇用を確保するため、厚生労働省は、65歳まで希望者全員を再雇用するよう企業に義務づける方針を固めた。2013年度から実施する考えだ。
14日の労働政策審議会に提案し、労使の同意を得て、来年の通常国会での法改正を目指す。

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現在の高年齢者雇用安定法(高齢法)には、定年後の再雇用について、労使協定で基準を決めれば対象者を限定できる規定がある。このため、希望しても再雇用されない人がいる。

一方、会社員が入る厚生年金は支給開始年齢が段階的に引き上げられている。男性の支給開始が61歳となる13年度には、多くの企業が定年とする60歳以降も働けるようにしないと、無収入の人が出かねない。

http://www.asahi.com/business/update/1213/TKY201112130695.html

しかし、一見救済措置のようだが、就労年齢が引き上げられる=若者の雇用が減るということでもある。政府は年金の支給年齢をどんどん引き上げる方針のため、「国は年金を払わないよ。年寄りは死ぬまで働け。若者は貧しくなれ」ということであろうか。
何とも納得のできない話だ。

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2009年6月15日 (月)

赤チンは魔法の薬

Pk2009061402100020_size0「赤チン」の愛称で知られていたマーキュロクロム液。
1958年に三栄製薬を創業した同社の藤森利美会長(82)は「最盛期は休む間もなく作っていました」と60年代を振り返る。現在の製造量は当時の十分の一程度だと言う。

赤チンが救急箱から消えた原因の一つには「赤チンを塗ると、水銀中毒になる」という、水俣病などの水銀被害が問題化したのに伴う風評が挙げられる。

もう一つの理由は、無色の消毒液が登場したこと。赤チンで衣類に色が染み付くことが敬遠されるようになったという。
それでも、幼いころに使った赤チンにひかれる年配の人からは今でも「売ってほしい」と問い合わせがあるという。

2年前に長男の博昭さん(48)に社長を譲り、会長となったが、タンクにマーキュロクロムと精製水を注いで赤チンを作る作業は他の人には譲らない。

今でも一部の薬局で500ml300円で売られている。今度薬局に行ったら探してみようか……。

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2009年4月26日 (日)

豚は悪くない! 悪いのはパニックを煽るメディア

Plc0809242234028n1 ここ数日、「豚インフルエンザ」のニュースが世界中で流れている。世界保健機関(WHO)は25日、「感染は急速に拡大している。深刻な状況だ」との現状認識を明らかにした。

日本では、石破茂農相が26日、テレビ朝日の報道番組に出演し、米国やメキシコで豚インフルエンザの人への感染が確認された問題に関連して「豚肉を食べてもまったく問題ない」などと述べ、冷静な対応を呼び掛けた。

農相は「豚肉は輸入でも国産でも、出荷段階で完全に殺菌される」と安全性を強調。「日本の豚は世界でもトップレベルの衛生状態で飼われており、飼っている方もまったく心配はない」と指摘した。

かつての輸入牛肉でのアメリカの対応はひどいものであった。「危険性のある特定部位だけ除去する」という作業すら満足にできなかったのだ。今回の豚インフルエンザの発端がアメリカであることは、アメリカの衛生レベルがいかに低いかを物語っている。

そして我先にとジャーナリズムの仮面をかぶり必要以上に恐怖をあおっている日本のメディアも同罪だ。

私は声を大にして言いたい。
「豚は悪くない! 悪いのは人間だ!」

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2009年3月15日 (日)

「宗教上の理由」で子どもの輸血拒否→半日で親権停止

20080808164311 2008年夏、消化管内の大量出血で重体となった1歳男児への輸血を拒んだ両親について、親権を一時的に停止するよう求めた児童相談所の保全処分請求を、家庭裁判所がわずか半日で認め、男児が救命されていたことが14日、分かったという。

子供の治療には通常、親の同意が必要で、主治医は緊急輸血が必要だと両親を再三説得したが「宗教上の理由」として拒否された。病院から通報を受けた児童相談所は、児童虐待の一種である「医療ネグレクト」と判断したそうだ。

医療ネグレクトに対しては過去に1週間程度で親権停止が認められた例があるが、即日審判は異例のスピード。児相と病院、家裁が連携して法的手続きを進め、一刻を争う治療につなげたケースとして注目される。

信教の自由とは、一見当たり前のようで、その実恐ろしいものだ。宗教の本質は、信者が狂信者たらんとすることを常に要求する。
今回のように、それが社会的倫理観と真っ向からぶつかることも十分考慮に入れなければならない。

そうしたケースへの対応について、日本小児科学会など関連学会が、合同で指針をまとめていたことは、ひじょうに賢明な措置だったと言えるだろう。


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2009年3月 7日 (土)

パキシルと精神医療

5976fjpgうつ病治療のため、「パキシル」といった抗うつ薬を服用した患者の中に、服用後に暴力をふるうなど他害行為の症状が表れたという報告が平成16~20年にかけて計42件、厚生労働省に寄せられていたことが分かったという。

厚労省によると、他害行為の報告が把握されている抗うつ薬は「パキシル」のほか、「ジェイゾロフト」「デプロメール」「ルボックス」の4種。

主な報告は「バイクをけったり、車を殴る」「男子高校生が『このままでは人を殺してしまう。刑務所に入れてくれ』と要望した」など。鬱病を併発した認知症の70代の男が、パキシル投与後に妻を殺害したり、45歳の男が妻の頭を金属類で殴り重傷を負わせたりするなど、刑事事件に発展したケースもあった。
他の薬との併用が原因とも考えられるため、今後も調査が必要だろう。

自分もパキシルを処方されていたが、今思うと確かに、それまでにはなかった攻撃的な気持ちが続いたこともあった。今処方されていない所を見ると、やはり危険な薬だったのだろうか。

これはある意味、「問診5分、あとは薬漬け」と言われる今の精神医療への警鐘なのかもしれない、と感じるのは自分だけだろうか。

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2009年2月24日 (火)

偶然発見――9割に効いた育毛法

名古屋市立大大学院医学研究科のグループが、新しい発毛法の実験をした結果、脱毛症の9割の男性に効果があったという。

グループは、岡嶋研二教授、原田直明准教授ら。遺伝や男性ホルモンの影響による男性型脱毛症の22人に6カ月間、カプサイシン6ミリグラムとイソフラボン75ミリグラムと同時に、男性型脱毛症の治療で使われるプロペシア1ミリグラムを服用してもらった。20人で薄毛部分に発毛が見られた。このうち12人は薄毛部分の7-8割に一目で毛が増え始めたことが分かった。
67b6950cトウガラシなどに含まれる「カプサイシン」と豆腐などに含有される「イソフラボン」に加え、プロペシンを摂ることで劇的な変化が現れるようだ。

カプサイシンとイソフラボンのサプリメントを飲用していた男性が、たまたまプロペシアを飲み始めたところ著しい効果が見られたため実験を始めたそうだ。

育毛剤を使っている人は、サプリメントが、豆腐+唐辛子のメニューを考えて食べていれば効果がありそうだ。まだまだ研究が必要だろうが、食品成分と薬の併用で男性型脱毛症がほぼ完治する時代がやってくるかも知れない。
まあ、できれば自分の生きている間にできればいいに越したことはない。

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2009年2月 6日 (金)

これは痛すぎる……イギリスの歯科医事情

イギリスで、退役軍人の男性が虫歯の痛みに耐えかねて、自分で13本もの歯をペンチで抜いてしまったという。日本ならばあちこちに歯科医があり、過剰気味なほどだが、なぜこんな事態になってしまったのだろうか。

イギリスではNHSと呼ばれる無料で治療を受けられる国営サービスの病院と、割高な治療費が必要となるプライベート医療機関があるのですが、イラク戦争の退役軍人である42歳のIan Boyntonさんはプライベート医療機関に行ける余裕がなかったため、NHSの病院を探していました。
しかし、NHSの病院は治療待ちの人が膨大にいるため、Ianさんは8年間にわたって30以上の歯医者を訪ねても治療を受けられるところはなかったそうです。

Article0034b9396000005dc526_468x608 裁判でいうところの、国選弁護人と凄腕だが料金も高い弁護士の違いのようなものだろうか。

最終的に痛みに我慢できなくなったIanさんは、ペンチを使って自分の歯を引き抜いた。
「みんなが思うほどの痛みはなかった」と話すIanさんは、2年間で臼歯・門歯・犬歯など計13本の歯を自分で抜いた。

しかし今度は抜きすぎて物が噛めなくなってしまったIanさんは、入れ歯を作ってくれる歯科医を探しているそうだ。

所変われば品変わるというが、こうした不平等な制度はすぐに改めて欲しいと切に願うばかりである。

元記事:歯医者に行けず自力で13本の歯を引き抜いた男性 - GIGAZINE

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